颱風一過
ここでは然程のこともなかったが、また前とその特異さが似たおおきな颱風が過ぎていった──大げさに言えば何時か見た近未来の地球を描いた映画を連想させるものだった──そしてまた青く澄んだ自然の恩寵を予感するような颱風一過の空も続かない、なにかしら大気循環のタイムスケジュールも人の世並みにゆとりが無さそうな気がしてならない・・・そんなこんなでも大局的には季節はやはり移ろっている、気温が7〜8℃に下がることもあった。
ライトトラップ、蛾相があまり変わらないこととクスサンの大集合に圧倒されて中断したあとに颱風前後の不順な天候がやってきて一週間近く間があいて仕舞った、週後半に再開。気温七八度の晩になって、どのような移ろいがみられるか興味津々なところだが、ヒメヤママユなどがやってきた。また、日中のつかのまの陽射しに蝶たちも晩夏のふぜいをただよわせて、静謐なときの流れをつくり出している・・・そう、こうして秋にはいってゆくのだ。
919さよなら原発デモがあった、東京でのことである。海外での報道が圧倒的だった、ノーベル賞作家らの呼びかけであったことも作用したことだろうが、国内のマスメディア、政府などに表立った波紋すらなかったように見受けられる、新首相の国連スピーチなどは唖然とさせられたものだ、めまぐるしく入れ替わる此の国の首相などは最高権力者といえどもリアルポリテックさえ知らないのだろう・・・ともあれデモや署名で直ちに核/原発はなくならない、なしくずし的に衰退することがあっても。チェルブイリでは数年後から子供たちの甲状腺がんなどが多発するようになり、二十年たって大人達にそれが見られるようになったと云う、されば、フクシマ後の此の国はそれを学んで備えをすべきだろう、思いがけず間近な放射能と対峙することになった混乱と興奮からゆるりと醒めて!!!
2011年39週
追伸:林道を黒姫童話館辺りまで往復した──休日の童話館は避けたかったが、天候や家事の都合から──今年はあまり見ていないイカリモンガがどっさり、これは予測通り予測以上。ところでアゲハモドキの幼虫がかなり眼に付く、またホシベッコウカギバもいつになく遅い時期までかなりいる、その一方でキアシドクガが時季になっても全く姿を見せなかった・・・これらはほぼ同じミズキなどを食樹とするが、なにか関連しあっているのか?
追伸1:七曜版ではまだサダム・フセインの「作品」を書き写している・・・正直、しんどくなっているが;-)
